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生地の事なら後藤さん

2008年6月号

特集

ソフトレザー誕生秘話

「生地のことなら後藤に聞け」特集レポート:ソフトレザーの誕生秘話

価格差で品質は変わってくるのですか?

NOyesで採用していますソフトレザーは事前の商品検査により品質設定基準 をクリアしているソフトレザーしか取り扱いをしておりませんので、 価格帯の上下により品質が下がることはございません。逆に言いますと、高いランクだからといって耐用年数が低いランクのソフトレザーと比べて極端に長いということはございません。

 

ソフトレザーの選び方

NOyesで採用していますソフトレザーは事前の商品検査により品質設定基準 をクリアしていることもあり、 設定ランクの高低差でお選びいただくのではなく、 触った感触の好き嫌いや見た目の雰囲気などを 比べていただいて、お客様が一番お気に召していただいた カラーなどからお選び頂くといいと思いますよ。

 

ジャングルテスト

--------ソフトレザーの品質検査に用いられる「ジャングルテスト」というのはどんなテストなんでしょう?

ジャングルテストというのは、人工的に湿度95%、室温70度の部屋を作り、ソフトレザーを設置し劣化具合を促進させて ソフトレザー自体の耐用年数を評価判定する劣化促進テストです。 1970年代のソフトレザー開発鈍化後加水分解を更に突き詰めた結果、生活している上での湿度が加水分解に深く関係していることが分かりました。 その湿度がソフトレザーを劣化させてしまう要因となっています。そうした中、新しくソフトレザーを開発していく過程で、お部屋に5年や10年置いて、湿度による加水分解を検査してからではないと市場に安全なソフトレザーとして送り出せないとなってしまうと、開発のスピードも遅れ、よりよいソフトレザーの普及が鈍化してしまいます。 そこで、人工的に作り出した高い湿度と温度の部屋の中で加水分解データーを蓄積できないかということで、 ジャングルテストという劣化促進の検査基準が設けられました。

「ジャングルテスト」によって得られる試験結果と反映

ジャングルテストの1週間という期間は一般家庭で使用されたときのほぼ一年分に相当すると言われております。 そのため、10週間のジャングルテストを通過したソフトレザーはほぼ一般家庭の10年間に相当するようです。 ジャングルテストは通常10週間をクリアしたソフトレザーに異常がないことを合格基準としています。 このようなことからジャングルテストはソフトレザーの劣化具合と耐用年数を審査する上で欠かせない試験となっています。 ※ジャングルテストを合格したソフトレザー自体の保証期間としては、ほぼ5年程度を想定しています。(使用環境による誤差は発生します。)

 

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