ソファ職人道- ソファと私 加藤 真司 | 日本を代表する国産ソファブランド NOYES
オンラインストア 誰かに教えたくなる「ソファの世界」 ソファと私 加藤 真司

〜加藤 真司編〜

梅雨のみぎり、梅雨明けの待たれる日々が続きますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。 今回の「ソファと私」はまもなく職人歴4年目となる加藤さんにお話を伺って参りました。 現在は「段取り」を仕切られている加藤さん。NOYESはご注文を承ったあとに必要な部材を仕入れて職人がひとつひとつお作りさせていただく受注生産となりますので、ソファの部材はストックすることがなくお作りさせていただく必要な部材のみを取り扱っています。作り上げていく部材の種類は木枠やバネ、背・座・付属クッション部材、はたまた脚やアームテーブル、梱包材などなどそれぞれメーカーさんから仕入れた後は、200種類以上の部材が工場に取り寄せられることになるんですね。
それら部材をどのように保管してどのように製造に落とし込んでいくのか「段取り」をすることで、1日の製造ラインが決まるといっても過言ではない製造の生命線を仕切る加藤さんにお話を伺いました。

ひとつのことを突き詰めていく。

ーー
職人となるきっかけはありますか?
加藤
ソファを作る、いわゆる製造業はそれまでしたことがなかったですけど新しい挑戦をしようと考えていました。楽しそうな職場だなと思いましたし、実際には厳しいんですけど良い人が多いですから。面接の時でも工場長から良い人オーラが滲み出てました(笑)
ーー
お仕事で1番気をつけていることはどのようなことですか?
加藤
ミスをしないということとスムーズにことを運ぶということを1番に考えて取り組んでいます。製造していく必要な部材を誤って準備をすると時間が無駄になりますし、気分よく作ることもできませんよね。
限られた時間の中で「段取り」を終わらすことができない時は、製造ラインが止まってしまいます。段取りするのか、しないのかしっかりと情報を共有することが大切になってきます。
ーー
コミュニケーションが大事になってきますね。
加藤
そうですね。指示書を確認したあとに自分が部材を探すより相方の西尾さんであったり、他の職人に確認した方が早いこともありますしフォローもいただいてます。それでも最終的に突き詰めていくのは自分自身なので、ミスがあった場合には原因をきちんと理解して改善していくことがなにより大事ですね。

倉庫から倉庫へトランシーバーを持って駆け巡り仲間の職人を気遣いながらも黙々とお仕事をされている加藤さんの姿が印象的でした。
お忙しい中、取材に応じていただいた加藤さん、工場のみなさまにこの場をお借りしまして御礼申し上げます。それでは次回をお楽しみに!

「ソファ職人道の未来」

ーー
最後にご自身のソファ職人というお仕事の中で本人の意気込みを語って頂きました。
加藤
ソファをつくる工程で全てのポジションをまだこなしたわけではないのでゆくゆくはひとりでソファを作れるようになりたいですね。もっとソファのことがわかると思いますし、すべてを作れた上での達成感は今よりも違うでしょうし、感じられるように頑張ります。

ソファ職人 加藤が愛するソファ

こんな、整った暮らしがしてみたかった。
Cervo X4

すらりと伸びた脚が牡鹿の角を連想することから、「牡鹿」の意味を持つCervoと名付けました。脚の高さは180mmあり、ソファ下のお掃除もスムーズ。デザインはシンプル、モダンに、豊かなくつろぎを追求しました。座クッションには程よい硬さと弾力のある高密度のウレタンを使用し、座った姿勢を保ちやすく疲れにくくしました。また、座面の総奥行きを860mmに設計し広さを確保するとともに、置き型の高耐久クッションを取り入れ、ゆったりとした座り心地を実現しました。

商品詳細を見る

NOYESのソファはソファ職人が高い技術で心を込めて一つ一つ丁寧にお作りしています

NOYESでは、ソファ作りの面白さや難しさを共に学び、情熱をもったソファ作りが出来る環境を維持していきたいと考え、国家資格である1級椅子張り技能士の資格を持つソファ職人育成に力を入れております。どうぞ応援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

ソファ職人

NOYESのソファ職人はこちら

また、ソファの可能性をさらに広げるために、職人一人ひとりの進化のために、取り組み続けているプロジェクトがございます。その1つが「クリエイターズソファ」です。NOYESのソファ職人一人ひとりが自由な発想でソファをデザイン。気になる方はぜひチェックしてみてください。