ソファ職人道- ソファと私 戸苅 知史 | 日本を代表する国産ソファブランド NOYES
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〜戸苅 知史編〜

こんにちは。またやって参りました。「ソファと私」。9月下旬、この季節にしては暑く感じられ、いやはやいつまでこの暑さが続くのだろうと思い現場へ向かう取材班。今回は戸苅さんをフューチャーした模様をお送り致します。それではどうぞ!!

生地の組成で切れにくかったりするんです。

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まずは製作中の際にも見せて頂きました生地の裁断機についてお伺いしたいと思っておりました。すごい機械ですよね。
戸苅
そうですね。
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赤いレーザーが生地をシュパッッと切るのでしょうか。そうだとしたら手が危ないですね。
戸苅
赤いレーザーは目印の役目ですね。ちょっと奥に丸い刃が隠れているんです。刃はずっと使用していくと、生地が切れにくくなることがありますので、よく代えたりもしますよ。
ーー
そうだったのですね。てっきりバシュっと生地を切っているかと思いました。切れにくい生地などはあるのでしょうか。
戸苅
基本的にレザーは切れやすいですね。あとLAシリーズも切れやすいです。生地の厚さがあるから切れにくいということではないのですが、生地の組成の関係で切れにくい事はありますね。ARシリーズは特に切れずらいと思います。
ーー
なるほど。ARシリーズは人気がある生地ですので、よく切る機会が多そうです。(周りをみると、切り終えたARシリーズを発見しました)
戸苅
そうですね。ARはよく見ます。
ーー
裁断を終えてのチェックがとても厳しく見えました。どういった事に気をつけて見ているのでしょうか。
戸苅
裁断する前に生地の反を伸ばしてみるのですが、生地範囲が多いので大変です。気をつけているのは、生地に傷がある場合ですね。製作する上で流れも代わってきますし、ソファに張る部分の生地を調節する必要があり使える生地、使えない生地を見極めることが大事になってきます。
ーー
なるほど。突然ですが、子供の時から物作りは好きだったのですか?
戸苅
元々好きでしたね。ソファやインテリアの分野に拘りがあった訳ではないのですが、自分で物を作りたいと思ったんですよね。

「ソファ職人道の未来」

ーー
最後にご自身のソファ職人というお仕事の中で本人の意気込みを語って頂きました。
戸苅
今は担当は裁断ですが、固執せず、縫製、張りもやっていきたいなと思っています。やっぱりやることで解ってくることがありますから。張りの所ではこうなるから、縫製での所がこうなるのかと。ひとつひとつ繋がりを広げていきたいですね。

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