近年人気が続いているボードゲーム。2025年7月には、ゲームデザイナー林尚志さんが制作した「ボムバスターズ」がドイツ年間ゲーム大賞(SDJ)に日本人で初めて選ばれるなど、注目度の高さがうかがえます。
小さなお子様からご年配の方まで、幅広い年齢層でリビングに集まって気軽に楽しめるのが魅力ですよね。
今回のNOYES trendsでは、話題のボードゲームのなかでも、ソファでのくつろぎ時間を最高に楽しめる、ソファでのプレイにぴったりなボードゲームをご紹介します。
- 目次
- ザ・マインド 日本語版
- ブロックス
- シティチェイス
- 参加メンバーの感想
ザ・マインド 日本語版
全員の心をシンクロさせ、チーム全員で成功を目指す協力型ゲーム。
発売年 2018年
販売元 株式会社アークライト
プレイ人数 2人〜4人
プレイ時間 20分
© 2018 Arclight,Inc.
ルール紹介
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1
プレイヤーは全員山から1枚カードを引きます。
引いたカードの数字は誰にも見せず、言葉も発してはいけません。「自分が持っているカードの数字が1番小さい」と思った人から手札を出していきます。心をシンクロさせ、小さい順に出していき、無事全員の手札が無くなったら成功。レベル2へ。
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2
レベル2は、プレイヤーそれぞれ山から2枚カードを引きます。
枚数が増えていくとどんどん難易度があがります!小さい順に出すのがこんなにも難しいなんて。レベル2をクリアしたらレベル3へ。レベル3は、それぞれ山から3枚カードを引きます。
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3
呼吸が合わないと思ったら、手裏剣カードの出番です。
手裏剣カードを使う提案をする人は静かに手を挙げます。全員が同意すれば使うことができます。
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■手裏剣カード
それぞれが持っている1番小さい数字を出し、手札を減らすことができます。手裏剣カードは使える枚数が決まっていて、いつ使うかがカギです。
だいたいのルールがわかったらやってみよう〜
精神統一フェーズ。
煩悩を滅し、呼吸を合わせて精神世界を繋げるみなさん…
いつもはそれぞれのデスクで仕事をしているので新鮮な光景です。
みなさん自分のカードを見つめたまま、しばらく時が止まっています。
いきなり99を繰り出すSさん...!
Sさん「大きい順に出すんだと思ってた…」
みんなで改めてルールを確認しました。
お、惜しい…!数字が近い!!
76と77はさすがにハードモードすぎるので切り直しました!
ちょっと割愛しますが、なんと最後はレベル4に到達します。
回を重ねるごとに、みなさんの呼吸が合ってきているのがわかります。神秘的…!
ここで手裏剣カードを使うみたいです。
手を挙げてみんなが同意すればカードを使うことができます。
そのあとも順調に心を通わせていきます。
ここでKさんが再度手裏剣カードの使用を提案。
レベル4クリアしました!!!
時間の都合でここで終了となりましたが、チームの結束が一層強くなった気がします!
ブロックス
“角と角をつなぐだけ”のシンプルだけど奥深い戦略陣取りゲーム。
各プレイヤーが順番に自分の色の21個のピースを上手く並べていき、
最後に手持ちのピースのマスが少ない人が勝ち。
発売年 2000年
販売元 マテルゲーム
プレイ人数 2人〜4人
プレイ時間 約20分
© 2025 Mattel. All Rights Reserved.
ルール紹介
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1
順番を決めて最初の人から時計回りでピースを置いていきます。この時必ずボードの隅のマスを埋めるように置きます。
今回は3人プレイなので、それぞれがプレイする色を選び、あまった色(青色)のピースは、フリーピースとなり3人が交替でプレイします。
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2
各プレイヤー置ける場所がなくなったら終了。
そのときに手元に残っているピースのマス目の数を数えて、一番少ない人が勝ちです。
自分のピース同士は、角の接触はOK、辺の接触はNGです。
とってもシンプルで誰にでもわかりやすい!
スタート直後、穏やかなムードです。(楽しそうでいいなあ)
だんだんと込み入ってきました。
みなさんの表情もだんだんと真剣に。
Tさんは対角線上に陣地を広げていますね。これはかなりの戦略家!
窮地を脱したSさん。
一応対戦形式なのですが、皆さん互いにアドバイスし合い、助け合っていました…!素晴らしいチームプレイ!!
全員勝って欲しい!そんな気持ちで見守ってしまいました。
Sさんは脱落してしまいましたが
Kさんも苦しい様子…!
ということは…!
Tさん勝利!
中盤以降、華麗なブロックス捌きで圧倒されっぱなしでした。いつかTさんに勝てる猛者は現れるのでしょうか!?
本筋とは関係がないのですが、盤上が美しく…
思わずうっとり。
シティチェイス
犯人と警察に分かれてプレイ。痕跡を残しながら街中を逃げ回る犯人の進路を警察が推理し追いかけます。
発売年 2023年
販売元 株式会社カワダ
プレイ人数 2人〜4人
プレイ時間 20分
ルール紹介
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1
犯人 Tさん
警察 Kさん、Mさん
犯人はスポーツカーに乗って逃走、警察はヘリコプターで追跡します。まず、ゲーム開始前に、警察は3機のヘリを好きな場所(十字路)に置きます。ここからゲームスタート。次に犯人が隠れるビルに痕跡を残します。
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2
犯人は各ターンごとに1マス動いてビルの中に隠れます。
警察は各ターンごとに、3機のヘリそれぞれ、1マス動くか、ヘリそれぞれに隣接する四隅のビルを捜索できます。
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3
痕跡を見つけたらビルの上に置き、犯人の進路を予想して探索ができます。
逃走1手目の痕跡は黄色、6手目の痕跡はオレンジ色なので、この2つを見つけられればかなり進路を絞ることができます。
最大11ラウンドを逃げ切れば犯人の勝ち、
見つけられれば警察の勝ちとなります。
いざ尋常に勝負!!
「Tさんの性格的に…ヘリの近くは来ない気がする。危ない橋渡らなそうじゃない…?」
「となると中央のエリアと、端のエリアが怪しいよね」
計算通り?それとももうすでに危うい?表情からはなにも読み取れないですね。
「もし赤丸エリアから逃げてたら痕跡あるかも。
黄色ヘリも開けとこう!ピンクも開けとこう!」
「ここ開けて痕跡あったら、赤ルートで逃げてそうだよね」
ピンクを開けてみるも痕跡なし。どうも外回りのルートっぽい。
「黄色とピンクは移動させて、ここ(緑丸)だけあけとこうか」(いない)
「今もうここしか考えられないですよね」「うんうん」
6手目(橙色の痕跡)を発見!
「ヘリから遠ざかってそうだから今ここかな」
Tさんはここにいました。
最初の潜伏地と6手目の潜伏地を見つけられたのが大きかったです!
ソファレイアウトのポイント
Decibel REワイド3人掛けはジョイント器具で連結して使用するソファです。連結を外して独立させることもできるため、レイアウトの自由度を上げてくれるのが特徴。
今回は、ジョイントを外し広めの1人掛けとして使用しました。
オットマンを囲うように置いたり、向かい合わせに置いたり、みんなでゲームをするのにぴったり!
Decibel RE ワイド3人掛け
※こちらはジョイント器具を外して独立させています
激戦を終えて...参加メンバーの感想
3つのゲームを遊び終え、ソファでのプレイについて、参加メンバーに聞いてみました。
Q1. 30分〜1時間座ったままプレイする中でソファの座り心地はいかがでしたか?
ゲーム中は夢中になっていてあまり意識していなかったのですが、1時間ちょっとゲームしながら いろんな体勢で座っていてもまったく疲れず、改めて座り心地の良さを実感しました。
座面の高さもちょうどよく、付属のクッションは体を支えたり、緊張をほぐしてくれたりと、「遊びに集中できる座り心地」だったと思います。
プレイしている最中はゲームに集中していたため 全く気にしておりませんでしたが、逆に言えば、気にならないほどゲームに集中できたということだと思いますので、Animato、Decibel RE共に座っていても疲れない座り心地でした。
ボードゲームの大きさにもよると思いますが 特にDecibel REのオットマンは広さもあり、安定してゲームを楽しめました。 テーブルなどでプレイするのと遜色なかったと感じました。
硬すぎず柔らかすぎない座面が快適で、気がつけば1時間が経っていました。
沈み込みが浅いため、背もたれを使わない姿勢でも体への負荷を感じることなく、ゲームに夢中になれました。
Q2. 3つのゲームのなかで1番気に入ったものと、その理由を教えてください。
ブロックス
子どもの頃以来のプレイで懐かしさがありました。 その時を思い出しながら楽しめました。
シティチェイス
よく知っている人同士だと、心理戦というか、相手の性格的にこう考えるんじゃないかな?など予測を立てて、突破口を探すきっかけになるところが面白いと感じました。
ザ・マインド
言葉を交わさずとも息を合わせ、
小さい順に出せたときの達成感は非常に大きかったです。