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「NOYESソファのウレタンができるまで」

NOYESソファのウレタンができるまで 

ソファの座り心地を決定づけられるのに重要な役割を果たしているウレタンフォーム。日々、私たちの生活の中でもベッド、チェア、車部品、電車であったりと幅広い分野で目に見えて利用されていますよね。今回のソファマガジンでは、ソファに使用されるウレタンができるまでの工程を追いながら、どのような工夫がされ作られているのかを焦点に当てていきたいと思います。全てのNOYESソファの詳細ページにはソファに使用されているウレタンの種類、密度、構造がわかるように表記しておりますが、実際にどのようにウレタンが作られていき、ソファが完成していくのか、奥が深いウレタンをより知る機会であればと願います。

ウレタンフォームを知ろう

1.発砲されるウレタンフォーム

1.発砲されるウレタンフォーム

ウレタンの発泡工場では、ポリオール・イソシアネートを主とした原料を、過熱炉へ流し混ぜ合わせることで化学反応を起こさせてウレタン材を作り上げています。まるでパンケーキのように膨らみ出来上がるウレタンはの大きさが幅2m、高さ8m、長さ(奥行き)が60mにもなる巨大なウレタンが形成されるのは驚きです。発泡されたウレタンをべルトコンベアで流していきながら、さらにカットさせた後、完全にウレタンが形成されたか、十分に熱が取れているかを確認した後に加工工場に納品されていきます。加工工場に納品されるウレタンでも成人男性の身長を十分に超える大きさ(高さが2m~3m)のウレタンとなります。

2.ソファに合わせて行うスライス加工

2.ソファに合わせて行うスライス加工

加工工場に納品されたウレタンはソファで使用する大きさに合わせてスライスして参ります。自動裁断機は厚さ1cm、5mm間隔まで調節することができ、さらに細かい設計となっている場合は人力で裁断する機械も利用しているんですよ。裁断機には様々な種類があり、スライスさせるものだけではなく、一筆書きでなぞるようにカッターを動かしてウレタン切ることができる機材や、ソファやベッドで使用されるウレタンに加工を行う際には人間が横たわった際の頭、胴体、脚の設置場所によって、切れ目の数を細かくしたり、切れ目の深さを調節し、各身体の部位にあわせた耐圧分散を考慮した加工を行える機材もございます。

3.ソファの構造に合わせて行う加工とは

3.ソファの構造に合わせて行う加工とは

スライスさせたパーツをひとつひとつ手作業でソファにあわせたウレタンを組み合わせていきます。ウレタン同士を接着させウレタンの層を作る際には上段のウレタンの角を斜めにスライスさせていることで、下段ウレタンと接着させますと角の形状が丸みを帯びた表面となります。座クッション、背クッションなど特に身体に接する箇所にあたるウレタンの表面に使用されることが多く、お尻や膝裏といった箇所に当たることも考慮したデザインのフォルムに仕上げてまいります。このような工夫は、お客様にとって少しでも心地よい座り心地、使いやすいと感じていただけるように、こだわりを実現させている職人の技と感じることができるはずです。

4.完成

4.完成

最終検査の時点でもさらに仕上がりを確認し、お客様が安心しておくつろぎいただけるソファに仕上げております。

こだわりのウレタンを堪能できるソファを一部ご紹介

NewSugar Standard

NewSugar

飽きの来ないベーシックなデザインと、信頼のある座り心地、手頃なプライス。ソファに求められる魅力の条件が揃い、愛され続けているロングセラーモデルです。座面には、品質の高い国産のウレタン材を使用し、チップウレタンをベースに高密度ウレタンを3層重ねました。
また、背とひじのクッション材には、耐久性と柔らかさに定評のある「9T」と呼ばれるポリエステル綿を使用。ふんわりとした優しさと、しっかりとした安定感のある座り心地を実現しています。

Bench

Bench

テーマはシンプルに。Benchが作られる全てのはじまりはここからでした。コンパクトサイズに仕上がっておりますが、ひじのない分、座面部分は予想以上に広くゆったりおくつろぎいただけます。奥行きも深く、のんびりと寝転んでお昼寝や映画を見て快適にお過ごしいただける、まさに生活スタイルに合わせてくれる、合わせられるソファです。
座面部のフォルムは真正面から後ろにかけて角度をもたせ、脚元は150mmとスッキリしていることで圧迫感はなく、お部屋に配置した際には予想以上に開放感を感じられることでしょう。シンプルでありながらも他ではありそうでなかったシンプルデザインがもたらせてくれる快適なくつろぎのスペースで、どうぞゆったりとお寛ぎくださいませ。

Volster Sofa

Volster Sofa。

Volster Sofaはコンパクトですっきりとしたフォルムでありながらも、その佇まいはスタンダード過ぎずモダンでもあり、レトロ感を生み出す印象はちょうどよいぬくもりを与えてくれます。そのありそうでなかった存在感は、お部屋の雰囲気を一気におしゃれに活躍してくれそうです。
サイズ感は大きすぎず、座面奥行き、幅は大人の方でも十分におくつろぎいただけるよう、確保しておりますので快適にご利用いただけます。お部屋のレイアウトにも困る事はなく、圧迫感なく自然とお部屋に馴染むサイズ感。脚の形状は角脚でひじのフォルムもスマートな直線的な印象で、背もたれには『引き込み』が施されており、 味わいある美しさとシャープさが、絶妙なバランスを生み出しているフォルムに職人の技、こだわりを感じずにはいられせん。
脚元の高さは15cmあることですっきりとした開放感があり、フローリングの床などに対してはお掃除がしやすいのも嬉しいポイントですね。愛着あるデザインとして、永くご利用いただくことをご検討されているお客様にはぜひお試しいただきたいソファです。