自由な発想で取り組むことのできる
クリエーターズソファだからこそ実現できた拘り
2012年、名古屋を代表するFM局ZIP-FMのサポートのもと行った名古屋造形大学との産学協同プロジェクト。 今回のクリエーターズソファはそのプロジェクトから生まれた複数のアイデアの中より、職人水野の目に留まったひとつのアイデアをもとに製作した。学生のアイデアをカタチにした理由は、「角度」というコンセプトとデザインがとても上手く融合していたから。自由な発想で取り組めるクリエーターズソファだからこそ完成させることができたソファです。
※名古屋造形大学産学協同プロジェクトについて
計算された角度バリエーションで
構成されたシンプルデザインソファ
通常ソファのカタチづくりは、見た目からの心地良さを感じ取れるように、感覚とイメージを頼りに膨らみをつけていきますが、今回のコンセプトは1度単位で定義した「角度」。その「角度」の表現方法を考え、設計するのははじめて のことでした。「角度」は数値、角度をつける場所、その長さをふまえて、完成形に近づいていくよう表現方法を検討していきます。イメージをより具体的に少しずつ膨らませながら、木枠、ウレタンなど部材のカタチや素材を決めて設計していくわけです。
一見シンプルなデザインですが、一点物だからこそのこだわりや職人の志を感じられるソファに仕上がったと思います。「 角度」が一番の拘りですが、座クッションが2個、背クッションが3個というバランス感も良いと思います。座クッションと背クッションの数が違うというのは、肘のないアームレスソファの中では珍しいデザインです。是非、正面、横、上、後ろ、斜めと様々な方向からソファのフォルムを見てみてください。一点ものだからこそ可能となった「角度」が映し出す魅力や拘りみたいなものを、少しでも感じていただけたらうれしく思います
何でもやれる職人になりたい。
自分一人で初めから最後までソファを仕上げていく意味。
全体的に直線的でスクエアなライン、無機質な印象のデザインの意図を汲みながらソファのやわらかな心地良さをどうやって、どこまで表現していくかということは今回もっとも勉強なりました。
自分ひとりではじめから最後までを仕上げていくクリエーターズソファだからこそできる試 みがあり学べることがある。なによりチャレンジすることは大事ですよね。試みた結果が良いことであれダメなことであれ普段の仕事に活かさなければいけないですし、大切な糧にしていきます。
見た目がすっきりとしたアームデザイン
アームレスタイプの構造となっておりますので幅全面にお座りいただけ大人3名でも余裕を持ってお座りいただますし、横寝もらくらくなのは嬉しいですね。脚部分がすっきりとしたデザインで高さも150mmとスッキリしているので、お部屋を広くみせたいと思われている方にお薦めですよ。
細部までこだわりを感じるソファで、
リラックスを愉しもう。
クリエーターズソファとは
NOYESのソファ職人の祭典
2006年〜2018年までにソファ職人が作ったクリエーターズソファはなんと20機種以上。全て1人の職人がデザインも含め全行程を1人でやりくりして、時間と想いとこだわりをギュッと詰め込んでいます。
でも、ソファ職人の誰もが参加できません。実はデザインコンペがあります。毎回テーマを決めそれに沿ったデザインを提出します。我こそはと思うソファ職人が勢い勇んで参加します。
対して審査する側もソファ職人とソファ販売員なので、すんなりとデザインコンペを通過することはできません。
このコンペを通過して晴れて製作に取りかかれます。でも製作は普段の作業工程に入れることはできません。お昼休憩をけずったり、夜遅くまで残ったり、休みの日に出てきたりと、どうにかしてソファを作る時間を作ります。こうまでしても「作りたい」という想いがあるのは、みんなソファが大好きだからです。
ソファ職人がこんなソファがあったらいいな、こんなソファ欲しいなという想いを詰め込んで作り上げる
世界でたった一つのオリジナルソファ、それが「クリエーターズソファ」です。
