「はじめました ~裁断編~」

「駆け込み」あらため、「滑り込み」のお客様。
この度はお買い上げ誠にありがとうございます。

工場では、日々の製造台数が聞いたことのない数字になってきております。
ソファは高い買い物です。
このタイミングに照準を合わせ、決断された方も多いはず。
来月は記録的な本数を出荷する事となりそうですが、
それでもお客様にとっては大切な「一台」。
肝に銘じてお作りします!
 
そしてついにこのお知らせができる時がきました。 
「3月いっぱいで‥」にばかりに気を取られていてはいけません!
世の中、「4月から新しく‥」がたくさんがありますよね。

NOYESではこちら! 満を持してのスタートです。
hajimemasita
ソファ専門店として、今までなかったのが不思議なくらいですが・・・。

本革はとても奥深い商品です。
自分たちがよく分からないものを売ったり作ったりしたくない。
そんな思いから、まず自分たちがしっかり理解する。
その準備に時間が掛かってしまいました。

すべての工程で、どうしても手間のかかるのが本革です。
例えばスタートである「裁断」。
牛は一頭一頭個性があるわけで、それは革になっても同じこと。
お腹の部分は革が薄くて柔らかいのに対して、
背中は分厚くて硬い。 サイズもいろいろ。
そんな個性ある一枚一枚をしっかり見ながらパーツを置いていく・・・
togari
革の裁断はこの人の右に出る人はいない!
この笑顔が物語っています。
難しいのが、革は「イイとこ=きれいなとこ」ではないんです。
商品になってから付いた傷はもちろんNGですが、
これはもともと牛にあった傷跡。 生きた証です。
R0019600
こんなのは使っていきます。

仕上がりはやはり独特の雰囲気、ひと言で「カッコいい」です。
来週は「縫製」の工程をご紹介。 乞うご期待!
 
 
 
川口

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