ソファ職人道- ソファと私 岸 惇矢 | 日本を代表する国産ソファブランド NOYES
オンラインストア 誰かに教えたくなる「ソファの世界」 ソファと私 岸 惇矢

〜岸 惇矢編〜

2019年3月になりました。まもなく新元号が発表になりますね。どのようになるのか楽しみです。皆様いかがおすごしでしょうか。
今回の「ソファと私」に協力いただきました職人は職人歴3年目となる岸さんです。高校を卒業後から工場で働いていて今年3年目の若手の職人さんです。工場内にはベテランから若手まで沢山の職人さんがいらっしゃいます。現在はカバー、クッション装着を担当されている岸さんに現在、未来について語っていただきました。それではいきましょう!

ソファ作りの情熱

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ソファ職人となったきっかけを教えてください。
こどもの頃の話に遡りますが自宅で使っていたレザーソファがあって、よく飛び跳ねて遊んでいました。ソファ職人になる前に工場に見学に来た時に張り替えソファを偶然見たのですが、当時こどもの時に使っていたソファにとても近くて身近に感じたんですね。その時に張り替えというものがあるんだと存在を知りましたし、ソファへも興味も強まりました。
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普段のお仕事について教えてください。
カバー・クッション装着を担当して2年目になり、クッションチームの職人に教えたり、業務の流れを考えたりとまとめ役を行っています。
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周りの環境で職人が多くいらっしゃいますが、いずれはあの職人になってみたい!と思う方はいらっしゃいますか。
1人だけは選べられないのですが、入社した時からみなさんの仕事を見てきた中でそれぞれこだわる点が違っていたり、仕事に対する熱意を感じます。みなさんのことを尊敬していますし、憧れの存在です。
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縫製ラインが少しでもずれると綺麗にみえないですよね。
そうですね。縫い代と角が合うように、綺麗に見えるように意識しています。
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作業で特に気を付けている事はありますか?
先ほど角をあわせると言いましたが、どんなソファのクッションにも角があり、角が合わないと縫い代も綺麗に立ちません。少しでも角があっていないと、ソファの見え方が違ってきてしまいますし、ソファ本体に座クッションを置いた際には座奥との間に隙間が生まれたりして、目立ってしまいます。そうならないように縫い代と角を意識しています。

職人となり3年目の岸さん。ソファを作る事に対して熱い想いを沢山感じました。これからは今担当しているところだけでなく他の工程にも挑戦をされていく岸さんの姿をみて自分も刺激を受けたので更に頑張っていこうと思いました。忙しい中、ご協力いただき本当にありがとうございます!

「ソファ職人道の未来」

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最後にご自身のソファ職人というお仕事の中で本人の意気込みを語って頂きました。
工場で張り替え修理で届いたソファを見るとずっと永く使っていただいたんだなとリアルに思いますし、嬉しい気持ちになります。今後は接着もできるように、また、クリエーターズソファを完成させるには勉強しないといけないので、まずは今のクッションカバー装着を頑張っていきます。

ソファ職人 岸が愛するソファ

独特の柔らかい意匠
Cervo X5

Cervoシリーズは脚の長いソファをコンセプトとして脚の長い利点を活かしたソファです。脚が長くてお掃除がし易くて、モダンで自慢できるソファを目指してCervo X5は開発しました。お部屋に置く他の木家具とのコーディネートがし易いように前脚は特に木の見え方にこだわりました。本体と前脚の台輪には少し隙間を作りソファ本体が浮いているような意匠を生み出しました。こうすることでソファ本体と木脚が一体になっている意匠に比べ、軽快でよりモダンな印象となりました。またカバーリングにおいて隙間を活かした機能的なカバーリング構造も実現することができました。ひじ掛けにはひじのラインにそってもたれたりひじを掛けたりしたときに柔らかく身体やひじを支えてくれるオリジナルクッションを加えて見ました。そうすることでナチュラルテイストにもピッタリしっくりとくるCervo X5独特の柔らかい意匠が完成しました。

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NOYESでは、ソファ作りの面白さや難しさを共に学び、情熱をもったソファ作りが出来る環境を維持していきたいと考え、国家資格である1級椅子張り技能士の資格を持つソファ職人育成に力を入れております。どうぞ応援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

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